過去整備事例 レガシィミッション不良

こんにちは、管理人のKです。

今回は過去に直したレガシィについて書こうと思います。

症状としては、エンジンを掛けたらガチャガチャ音がするクラッチを切ってもギアが入らないといったような感じでした。

もちろんそのままでは動かないので牽引して工場へ

牽引はATだと楽ですね、この時マーク2のラジエーターホースが爆発しました。

めんどくさいことしやがって・・・

工場についたあとはみんなで押してピットイン、からのサクッとミッションを

が、降りません。タービンの遮熱板が無駄にしっかり固定されていて一手間かかりました。別の方のみ○カラ等参考に外しました。

そんな感じでミッションが降りたらビックリ

レリーズベアリングを支えている筒がいない・・・

これではガチャガチャ言うしクラッチも満足に切れないわけです。

結局中古のミッションを購入し載せることになりました。

本体が25000円で送料が6000円くらいだったかな？あとはクラッチも終わりかけだったのでついでに新調しました。

クラッチがなにげに高くて40000円くらいしたかな？

フライホイールは予算の都合で再利用することになりました。申し訳程度にパイロットベアリングだけ交換。

こちらが届いたミッションです。この筒の部分見るからにトラブル起きそうですよね。

再発防止のためにしっかりとグリスを塗り込んで組み付けます。（それくらいしかできることがない）

あとは逆手順で組み上げるだけです。

例の遮熱板はエンジンマウントに付く所をカットしてつけました。次回は楽かも？

 ちなみにこのトラブルが頻発したのかこれ以降のミッションでは筒の部分だけ鉄製に変わり、ミッションにボルトで組み付けるような形になっています。

無事乗ったあとはミッションオイルを入れてギアが入るか確認します。

オーナーさんいわく故障したミッションのときは入りが悪かったらしくシフトフィールも良くなったとのことでした。

最初はレリーズベアリングがガタってるだけかと思ったらもっと重症でした。

今回の修理では最終的に12万ほどかかった感じですかね。他店でもエンジンマウントに遮熱板が付いてるせいで少し割高なようです。

今回はこんな感じで終わろうと思います、また次回もよろしくおねがいします。