GF8 FR化への道 2
こんにちは、管理人のKです。
前回に引き続き今回もインプワゴンのFR化についてです。
前回までで外すものは割と外れたところまで来たのでそろそろミッションを下ろします。
書き忘れましたがフロントパイプのところの遮熱板には毎度手を焼かされます。
とその前にロアアームとハブナットを外してドラシャを抜いておこうと思ったら、ロアアームの付け根のところでボルトが折れました。
下手にほじくって取り返しがつかなくなっても嫌なのでボルトの上から溶接しました。
こうするとボールジョイントは交換できなくなりますが、スバルのフロントナックルは安く落ちてるので気にしないことにします。
はい。
後はミッションに付いているボルトやら、カプラーやら、オペチンなどを外して下ろすだけです。
忘れてはいけないのがアースですね。いざ地面におろそうとしたらブチッと嫌な音がきこえて千切れるので忘れずに外しましょう。
それにしてもオイル吹いてて腹に抱えて持つのが少し嫌でした。
順番が前後しますが、シフト周りは上からゴムのブーツを外し、下からボルトを外してシフトリンクごと取ります。
ピンを抜く方法もありますが、入れるときにイライラするのでなるべくボルト側で外すことをおすすめします。
ピンも新品にしようとか思う人いると思いますが、新品のピンは本当に入りづらいです。覚悟を決めて挑みましょう。
クラッチも終わりかけですね、円に対して縦に入っている線が寿命です。
リベットが出てしまうとフライホイールを傷つけたりもするのでクラッチが怪しいと思ったら早めに交換することをおすすめします。
今回はもちろん新品に交換です。
ちなみにクラッチ関係はGDBのものを使うのであればフライホイールとセルもGDBようにしなければなりません。
5速のクラッチのままでも使えるので気にならなければそのままつけましょう。
それと軽量フライホイールにします。
体重測定の結果です、軽量の方は約5kg 純正は約10kgとなっています。
給排気チューンした状態でフライホイールを軽くするとまれにクラッチを切ったらそのままエンストしてしまう車両もあるのでその際はISCVやスロットル開度調整にてアイドルアップして対処します。
6速と5速の比較です。全然大きさが違いますね。
重くはなりますが強度は段違いに上がります。
このミッションは買った時点からドリフトセンターデフが入っていたので、わざわざ窯を開けてセンターデフを溶接しなくても大丈夫でした。
その代わりにフロントデフが回らないのでミッションから車速が入らずメーターは常時0km/hになってしまいました。
本当ならABSから車速を拾ったりできるんだと思いますが、キャンセルしてしまっているので二度と距離が伸びることはありません。
ハーネスはDCCDがついていない車なので余りますが基本的にカプラーオンで付きます。
6速に5速のセルモーターをつけようとすると当たってつかないので削ります。
ミッションかセルを削るんですが圧倒的にセルを削るほうが楽なのでセルを削りました。
積みました。順番が前後しますが、フライホイールを止めてるボルトはきれいに洗ってネジロックをつけて組むといいと思います。
シフトリンクはGDB用が見当たらなかったのでVAB用を加工してポン付けします。
VABのほうが2cmくらい長かった気がします。
ミッションマウントが5速のままだと上に上がりすぎてシフトリンクがボディにあたってしまうことがあります。
実際この車がそうだったので応急的にメンバーとフレームの間にワッシャーを入れて逃しました。
後で保管しているGDB用のミッションマウントに交換します。
今回はこんなところで一旦切りたいと思います。
3へ続きますがあまり期待せずのんびり待っていてください。
ではまた次回