Kの多趣味ブログ

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最速!FRインプレッサ エンジン周りのお話➁

こんにちは、管理人のKです。

 

今回は前回に続いてエンジン周りのことを書こうと思います。

主要なところは前回書いたのでおまけ程度だと思って読んでください。

 

まずはこちら

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たまにやる人が居ますがこの程度のゴムキャップだと一瞬にして破裂するので、純正のホースに塩ビのキャップをホースバンドで固定するのがなんのトラブルもなくていいと思います。

年式によってはジュースの缶を切ってきてボルトの入る穴だけ開けて挟み込めばバックタービンになる車両もあります。そちらのほうが手軽ですね。


ちなみにブローオフバルブに細いエアホースがいますが、バックタービンに伴いインマニに穴が余ったのでブースト計用の穴として利用しています。

前回のエンジンルームの写真のイグニッションコイルの下の辺りですね。

 

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次はこれです。タービンサポートパイプと呼ばれています。

この辺りは本当にトラブルが起きやすく、まずはこれについている遮熱板が特定の回転数で起こる排気振動でビビリ音が出ます。

その後このパイプにクラックが入って排気漏れを起こしたりします。

写真は取り忘れましたが、私は切って似たようなパイプを見つけてきて溶接しました。

純正では蛇腹になっていますが多くの社外品はただのパイプになっているので蛇腹である必要性はあまりないのかも?

 

この時にエキマニも外してスタッドボルトなどの目立ても行いました。焼けてかじる前にメンテをして、スレッドコンパウンドというかじり防止の液体をつけて組み付けます。次回の作業が楽になるといいです。

 

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この写真は昔私がOHしたGDBEJ20です。

GDBになると吸気側にAVCSと呼ばれる可変バルブタイミング機構が付きます。これによって高回転時に吸気側のカムが進角するのですが、GC系のEJ20にはその機能がありません。

なので、タイミングベルトを組む際にもとから吸気側を一コマ進角させて組んであります。高回転型エンジンという感じですね、たしかに高回転が回りやすい感じがします。

もとから高回転型エンジンよりなので特性もあってるのかな?

 

組み終わってから一週間後にクランクオイルシールから漏れが発覚して萎えています。

やる気が出ない・・・

 

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最後にこちら、タービンを上から見た状態です。

これが噂のブーコンです。ブースト管理というのはコンプレッサー側の圧力をアクチュエーターに流してタービンを通る排気量を増減させて行っています。

アクチュエーターに来る圧力が減るとブーストが上がるというわけです。

 

このブーコンは見た目の割に高性能で、➀を動かすと空気の通りやすさが変えられます。閉じた状態ならオーバーシュート気味でブーストの立ち上がりは良くなります。

開いてると緩やかにブーストが掛かります。

➁が最大ブーストを決めます。開くほどブーストが上がるので閉じたところから徐々に開いていきます。

つまみ本体が小さいので細かなセッティングは割と苦労しますが、普通のブーコン買うと高いので貧乏人はこれで我慢です。

 

それと、このツマミ何故かそのへんのホームセンターに売っていません、水槽用の分配器らしいですが最近はプラスチックが主流のようです。

私はア○ゾンで買っています、300円くらいなので経済的

 

とまぁこんな感じですね、あとは消耗品の交換くらいしかしてません。

おまけの割には結構書いた気がする

 

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。

また次回もよろしくおねがいします。